タレント明石家さんま(63)の師匠で、2月22日に老衰のため93歳で亡くなった笑福亭松之助(本名明石徳三=あかし・とくぞう)さんを偲(しの)ぶ会が大阪市内のホテルで開かれた。
会終了後、松之助さんの長男で落語家の明石家のんき(51)が報道陣に対応。さんまは中締めのあいさつに立ち、松之助さんから“さんま”と名付けられた際に「ハーッ?と聞き返した」ことを明かしたという。また入門当時、松之助さんから「半助(はんすけ=ウナギの頭)を買うてこい」と命じられ、近くの劇場へ「はんすけ師匠いはりますか?」と呼びに行ったというエピソードも披露。バラエティー番組さながらの軽快なトークで、偲ぶ会は笑いに包まれた。
のんきは「面倒見の良い人で、自慢の父親でした」と振り返り「三回忌ではなく7年後の生誕100年で何かやりたい」と語った。