マルチタレント草分けのケーシーさん 80年代からいわき市在住 被災地支援も

2019年04月10日 04:20

芸能

マルチタレント草分けのケーシーさん 80年代からいわき市在住 被災地支援も
ケーシー高峰さん Photo By スポニチ
 【ケーシー高峰さん死去 】 ケーシーさんは独自の笑いを追求しながらマルチな活躍をしていた。
 俳優として70年に「喜劇 冠婚葬祭入門」で映画初出演。77年にはNHK「オリンポスの果実」でドラマデビューした。NHK「夢千代日記」(81年)のシリアスな演技に評価が高まり、その後も83年の映画「楢山節考」や、テレビドラマ「名奉行 遠山の金さん」など、バイプレーヤーとして多くの作品に出演した。

 プライベートでは被災地に貢献した。11年の東日本大震災後には、80年代から住み続けた第二の故郷でもある福島県いわき市の避難所で炊き出しを行ったり、漫談を披露したりして被災地の人々との触れ合いを大切にした。釣りが好きで、東京からいわき市に移り住んだ理由も「海が近く、魚がおいしいから」と話していた。
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