きみまろ「絶妙な緩急をつけた語り口…憧れの人」、演芸界後輩からケーシーさん惜しむ声続々
2019年04月11日 05:30
芸能
ケーシーさんと長年、舞台やテレビで共演してきた現役最高齢芸人・内海桂子(96)は「漫才をこよなく愛してくださった。最近は調子悪しとの噂ありで心配していた」と追悼した。
昨年9月、ケーシーさん最後の仕事となった演芸番組「お笑い演芸館+」(BS朝日)の司会を務めたナイツも「私たちの番組にありのままの姿で出演してくださった師匠は唯一無二の存在でした」と敬意を表した。
故立川談志さんの弟子の立川志らく(55)は自身のツイッターで「談志がケーシー高峰の後だけは高座に上がれねえ、と言っていた。あまりにウケすぎて落語をやれる空間ではなくなってしまうのだ」と回顧。古今亭一門の古今亭菊之丞(46)は「志ん朝師匠でさえ、ケーシー先生の後の出番は嫌がった。それくらい爆笑王でした」と名落語家を引き合いに出して惜しんだ。
また桂文枝(75)は「一つのスタイルを頑(かたく)なに守るのも難しいですよね。閻魔(えんま)を笑わせてやってください」としのんだ。