高良健吾 主演作でのこだわりはふんどし「色や長さを決めるのに一番時間がかかった」
2019年04月14日 13:00
芸能
高良が演じるのは長州藩を脱藩し、幕末の京都で居酒屋の用心棒を務める清川多十郎。映画についてのこだわりは「ふんどし。色や長さを決めるのに一番時間がかかった」。そのふんどしには「多十郎のキャラ、人柄が見えて面白い」とアピールした。
関西について高良は「大阪と神戸にいとこがいますが“健吾の話はつまらん”と言われて。落とさんとアカンって。お笑いに対しての厳しさは好き。でも、大阪の舞台に上がるのは緊張します」と客席の笑いを誘った。中島監督は「昔、梅田の東映で真夜中にヤクザ映画とか、時代劇をやった。大阪のお客さんは画面に向かってヤジを飛ばすんですよ。健さん(高倉健)とか、文ちゃん(菅原文太)が出て。健さんが殴り込みに行くシーンで“監督、健を殺すな”って。そういう異様な熱気が大阪にあって、懐かしい思いがあります」と熱狂的な大阪のチャンバラファンを思い出し、「チャンバラは日本映画界の最高のパフォーマンス」と胸を張った。