三浦春馬「美を追求した」体作りを演出家も称賛 3年ぶり「キンキーブーツ」再演
2019年04月15日 19:16
芸能
「今回は半年前から計画的に体を作ってきた」と胸を張る三浦。その出来映えについて演出・振付を担当したジェリー・ミッチェル氏は「エクセレント!」と賛美の言葉を贈った。また、靴工場の従業員・ローレン役のソニン(36)は「(三浦が)食事に気をつけてトレーニングをずっと稽古前も後もしているのを見ていたので、これをお客様にようやく見ていただいて、キャーと言われるのを私たちも聞きたいです」と話した。さらに「初演とはまた違う体づくりをしたんでしょ?」とソニンが三浦に聞くと、前回は「筋肉質な大きな体」を目指したが、今回は「洗練された体を見せたかったので…。わりと美を追求した、曲線を見せるための体作りをしてきたつもりです」とこだわりを語った。
一方、靴工場の跡取り息子チャーリー役の小池は「僕もけっこうな運動量なんで、体重を増やして稽古に臨んだ」と言うものの、すでに体重が4キロ減ってしまったという。「栄養の摂り方を考えて減らないよう努力しています。トライアスロンやっているみたいで」とハードな舞台に備えた体作りをしていると明かすと「その分、家庭ができたから安心ですね」と報道陣に問われると「そうですね」と微笑んだ。
ほどんどが初演と同じメンバーのため、チームワークもバッチリ。三浦は「再演が決まってうれしい」とし、「素晴らしい舞台なので、このまま引き続き、日本で上演させていただけたら」と今後の希望を語った。
同作は経営不振に陥った老舗靴工場の跡取り息子のチャーリーがドラァグクイーンのローラに出会い、差別や偏見を捨てて、ドラァグクイーン専門のブーツ工場として再生する過程を描いた同名イギリス映画を2005年にミュージカル化。シンディ・ローパー(65)が書き下ろした楽曲の数々が大きな話題となり、いまもなおブロードウェイで人気を集める大ヒット舞台となっている。大阪公演(オリックス劇場)は5月19日~28日まで。