山口真帆 NGT卒業発表で大粒の涙「もうここには私がアイドルできる居場所はない」
2019年04月21日 20:40
芸能
「目をそらしてはいけない問題に対して、“そらさないなら辞めろ、新生NGTは始められない”というのがこのグループの答えでした」と卒業を決意した経緯も告白。「だけど、この環境を変えなければまた同じことが繰り返されると思い、今日まで耐えてきました。私にできたことは、そんなわずかなことでした」と続けた。
刑事事件にまで巻きまれ「人の命より大切なものが何であるか分かりません」と胸中を明かし、「大切な仲間たちが安全にアイドルをできる毎日になって欲しいと心から願っています」と真っ赤な目で訴えた。
「今の私にできることは卒業しかありません。たくさんの方が応援してくれて。同じような被害に遭った方からもメッセージが寄せられて。結果的に、このような形で卒業することになり、申し訳ない思いでいっぱいです」と視線を下げた。「正しいことをしている人が報われない世の中でも、正しいことをしている人が損をする世の中であってはいけないと思います。今回のことでNGT48にならない方がよかったと思ったこともありました。これからの人生まっすぐ生きて、残り1カ月もありませんが、みなさんに笑顔でお会いできたらいいなと思います」と笑顔で再会することを誓った。
山口だけにとどまらず、左膝の手術で1月17日から活動を休止していた菅原りこ(18)と、長谷川玲奈(18)も卒業する意向を表明した。いずれも山口と親しいメンバーで、同調した格好。山口も「2人の今後が決まったら」と卒業に踏み切ったという。5月6日に最後の握手会を行ってから、12日後の卒業公演に3人で臨む。