イチローが認めた“天才投手”の今 引退直後のメールやり取りは「秘密にしたい」
2019年04月25日 11:55
芸能
そして迎えた3年夏の愛知県大会準々決勝。木村さんはイチローを2打数無安打に打ち取り、試合展開も中京がイチロー擁する愛工大名電に2点リードしていたが、降雨でノーゲーム(無効試合)に。翌日の再試合で、木村さんはイチローに逆転2ランを打たれた。イチローは同著書で「あの雨が僕の運命を変えたのかもしれない」と語るほど、その後の野球人生を左右する一戦だったことを振り返っている。
現在、木村さんは親の運動具店を継いで15年目。また、大学の野球部で臨時コーチとして投手の指導を行っているという。
くしくも3月21日のイチローの現役ラストゲームを東京ドームで観戦していた木村さん。試合後には「一朗、長い間お疲れ様!まさかこんな日になるなんて思ってもみなかったけど、最後に立ち会えたのも何かの縁を感じます。また飯でも行きましょう」などとメールを送ると、一言だけ返信がきたという。その内容については「秘密にしておきたい」と明かすことはなかった。