NGT48 盛り上がり欠くチーム解散後初のステージ 山口真帆は不参加も「まほほん」コール
2019年04月27日 16:28
芸能
NGT48の登場時は、降ったりやんだりの悪天候に冷たい風が吹く寒さも加わり、アリーナエリアの3分の1は空席だった。オープニングではメンバーが力強く拳を振り上げながら、新潟の観光地や名産品などを歌った「NGT48」を披露した。一部の熱心はファンは懸命にコールを挙げたり、ペンライトを振って盛り上げていたが、全体的にコールもまばらという、今ひとつな反応。逆に、山口を激励するかのような「まほほん(山口の愛称)」コールが一部で起こった。
主要メンバーの卒業発表後だったが、3人の卒業や騒動について触れることはなかった。
同フェスには、国内の全48グループが出演。グループやユニットごとに大小5つのステージでパフォーマンスを行う音楽フェスのようなスタイルで、48グループでは初の試みとなる。NGT48はグループとしての出演のほか、序盤には解散したチームGのキャプテンで、山口のチームメートだった本間がソロステージに立ち、グループの代表曲「Maxとき315号」や、シングルの自身初センター曲「春はどこから来るのか?」などを歌った。2期研究生「2ki」もステージを行った。
山口は昨年12月、自宅を男性ファン2人に襲撃され、顔をつかまれるなどの被害を受けた。山口は、ファンの私的つながりがあるメンバーがいることを暴露し、事態改善を訴えていた。ところが、運営会社AKSの対応が後手後手に回った上、第三者委員会でもメンバーへの処分は不問に。今月21日のチーム千秋楽公演で山口は「社長には『不起訴になった。イコール事件じゃないってことだ』と言われ、そして『今は会社を攻撃する加害者だ』とまで言われています」、「目をそらしてはいけない問題に対して、『そらせないなら辞めろ。新生NGTを始められない』というのが、このグループの答えでした」「今の私がNGTのためにできることは、卒業しかありません」などと話し、グループ卒業を発表した。