小林幸子 令和になっても「いつも面白いことに挑戦したい」ポケモン映画で21年ぶり声優も
2019年04月27日 19:19
芸能
今年、歌手活動55周年を迎えた小林は「昭和、平成、令和、3つの時代で歌わせて頂いて本当に感謝以外にないですね」感慨深げ。とくに平成は「音楽業界もいろんな意味で変わりましたよね。レコードからCD、あっという間にダウンロードして歌を聞く時代になりましたよね。歌のあり方、本質は変わりませんけど、楽しみ方はものすごい勢いでどんどん変わっていった」と振り返る。また、平成という時代が「好きでした。いろんな意味で新しいものを教えてもらうチャンスがあった。昭和はかっちり固まっていた時代だと思うんですけど、平成は新しい未来に一歩進むためにあったのかな」と話した。
9歳から歌手として活動してきた小林はもちろん令和になって歌を主軸に活動していくというが、「いつもいつも面白いことに挑戦したい」と好奇心は止まらない。新しい取り組みとしては、「21年前にポケモンの映画『ミュウツーの逆襲』で(声優を)やらせてもらったのですが、今度また中川翔子ちゃんとやらせていただきます」と紹介。今度は3DCGのリメイク版「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」で今年、7月に公開予定。
さらに2020年の東京パラリンピックに向けて「久しぶりに映画の仕事をしました」と明かした。新潟県を中心に近世まで活躍した盲目の女性芸能者「ごぜ」をテーマで、一人でも生きていけるように、三味線や踊りの厳しい訓練を積んで生きた実在の女性をモデルにした物語。「ただ、生きるという目標に生きてきた女性たちがいた」ことを描いた作品で、来年、東京公開が予定されているという。