安藤サクラ まんぷく出演オファーに「120%できない」 背中を押した義母・角替和枝さんの言葉とは
2019年05月04日 11:26
芸能
安藤は「まんぷく」で演じた今井福子について「すこやかで明るく真っ直ぐ立っている女性だったので、演じているだけで心身ともに健康的でいられる役柄」と回顧。続けて「私自身がとっても救われた」と、自身が支えられていたことを明かした。また「自分が見てきた夫婦の形とまんぷくで演じた夫婦、家族の形がすごく似ていて、頭で考えるよりも感覚で理解できた」とストレスのない演技だったと懐かしそうに語った。
安藤は目標について問われると「すごい女優になる以前に、毎日を妻として母として健やかに過ごしたい」と告白。その中で「子育て」と「女優」の両立について悩み、「まんぷく」出演のオファーが来たときも、「120%できないと思っていた」と明かした。それでも「母は仕事をしながら私を育てたし、それだと母も私も否定することになるなって…」と当時の葛藤を振り返った。
また「柄本家に嫁いで、子供を産んで。柄本家にも育ててもらってたのに、産んだばかりの娘を連れて、仕事に行くことに納得いかなかった」と当時の心境を吐露。それを義母である角替さんに相談すると、あっけらかんと「なんでやんないの。そんな、あんた、やんないなら事務所も女優もやめちゃいなよ。やりな」と言われ、それに義父の柄本明も「おー、やれやれー」と同調。「和枝さんに言われたら、すごく心強くて」と、背中を押してくれた出来事だったと明かした。
角替さんから「あと4人産んで女優やってたらかっこいいぜ」と言われていたという。当時は無理だと思っていたそうだが、番組では「和枝さんの遺言だと思って、やってみるか」と笑顔。また角替さんとの時間を「本当に、本当に幸せで。いつも二人でいたんですけど本当に楽しい時間だった」と振り返り、「和枝さんから引き継げるものを頑張って思い出して、みんなにとって良い日常にしていきたいな」と、今後の生活に向けた目標を、晴れやかな表情で語った。