4月28日夜にNHK総合で放送された大河ドラマ「いだてん」の平均視聴率が関東地区で7・1%だったことが7日、分かった(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。大河ドラマでは記録が残る1994年以降で過去最低となった。関西地区では8・0%だった。これまでの関東地区での最低視聴率は2012年11月18日に放送された「平清盛」の7・3%だった。
テレビ関係者は「大型連休中で外出した人が多く、テレビを見ている人自体が少なかったのでは」と指摘。この日は、同じ時間帯で普段、高視聴率を記録しているテレビ朝日の「ポツンと一軒家」日本テレビの「世界の果てまでイッテQ!」の放送がなく、両局が視聴率を落としたが、他の民放も全体的に低調だった。
NHKの担当者は「19日放送回では、第1回の箱根駅伝の頃のドラマが描かれます」と、今後の見どころを挙げた。