吉永小百合 上皇后様と心の絆「皇室スペシャル」番組でナレーション。
2019年05月10日 05:00
芸能
ご成婚から60年。番組は「戦争と原爆」「被災地」「沖縄」などの項目別に上皇ご夫妻の昭和、平成の歩みを映像やお言葉、歌で振り返りながら、ご夫妻が人々に寄り添ってこられた姿を映し出していく。
「お二人を希望の光のように思ってきました。美智子さまは憧れの人」と話す吉永は、上皇后美智子さまが作詞され、皇嗣秋篠宮さま誕生に合わせて作られた「ねむの木の子守歌」をレコードに吹き込んだり、美智子さまが英訳した岡山県出身の詩人・永瀬清子さんの詩をライフワークとする原爆詩の朗読会で披露するなど心の交流を結んできた。それが今回の起用の理由だ。
「私は俳優ですから、つらい思いをしている人たちのために、詩を読んだり、表現者として自分のできることをやりたいという思いはあるんです。美智子さまがなさっていることは私たちの手本。みんなが美智子さまの温かい思いを感じ、大変な状況にいる人たちをサポートしていけばもっと日本も良くなるような気がするんですね」
吉永はそう言って、令和に誓いを新たにしていた。