安藤サクラ「まんぷく」後初のNHKドラマ出演 8月に終戦関連ドラマ

2019年05月10日 15:28

芸能

安藤サクラ「まんぷく」後初のNHKドラマ出演 8月に終戦関連ドラマ
女優の安藤サクラ Photo By 提供写真
 連続テレビ小説「まんぷく」でヒロインを演じた女優の安藤サクラ(33)が、8月8日放送のNHK「マンゴーの樹の下で~ルソン島、戦火の約束~」(木曜後10・00)に出演することが10日、分かった。朝ドラ後初のNHKドラマ出演となる。
 終戦の日関連の特集ドラマで、太平洋戦争の中で最も凄惨を極めたフィリピン攻防戦の渦中で生き残った女性たちが書き残した戦争体験をもとに、戦後の昭和・平成を生き抜いたヒロイン凛子を描く。「地を渡る舟」の脚本家、長田育恵氏が脚本を手掛ける。

 女優の岸惠子(86)と清原果耶(17)がヒロイン凛子役をリレー形式で務める。安藤は俳優・伊東四朗(81)の娘役を演じる。

 【物語】地域で長年親しまれてきた駅前の写真館が、平成の時代に入り、店をたたもうとしている。その店は凛子(岸惠子)と綾(渡辺美佐子)という2人の女性によって営まれてきた。だが綾が亡くなり、凛子はそろそろ潮時かと思い始めている。不動産会社員・門井(林遣都)は、ここぞとばかりに売却を説得する。そこに田宮(伊東四朗)が訪ねて来る。彼は、現像機器のメンテナンスでこの店に通いながら、長年2人を支え続けてきた。そして田宮は密かな恋心を凛子に抱きつつけていた。

 そこに一通の手紙が届く。昭和20年のマニラ空襲で亡くなったはずの、綾の弟からの手紙だった。フィリピン人社会に紛れ込み溶け込むことで生きてきた弟が綾の住所を探し出し、送ってきたのだ。凛子の胸に、あのルソン島の日々、そして、凛子と綾だけの秘密がよみがえってくる…。
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