橋田寿賀子氏 松坂慶子から逆オファーも「もう、私書きません」

2019年05月10日 19:34

芸能

橋田寿賀子氏 松坂慶子から逆オファーも「もう、私書きません」
「第27回橋田賞」授賞式に登場した松坂慶子 Photo By スポニチ
 優れたテレビ番組や放送関係者を顕彰する、脚本家の橋田寿賀子氏(94)が立ち上げた橋田文化財団による「第27回橋田賞」の授賞式が10日、都内のホテルで開催された。
 女優の松坂慶子(66)は昨年放送のNHK大河ドラマ「西郷どん」やこの3月まで放送されていたNHK連続テレビ小説「まんぷく」の演技が評価され、橋田賞を受賞。第17回に続いて2度目の受賞となるが、橋田氏とは意外にも同じ作品を作った経験がないという。

 松坂は「本当に光栄です、ドキドキします」と笑顔を見せつつ、「橋田先生を見習って、私も20年、30年と頑張っていきたいと思います。今後ともご指導よろしくお願いします」と喜びのスピーチ。橋田氏が「松坂さんのような大女優にもらっていただいて、光栄です。でも、お付き合いしたことないわよね?」と問いかけると、松坂は「これからよろしくお願いします」と頭を下げた。

 すると、橋田氏は「もう、私書きません。引退です。そういう時代です」とキッパリ。まさかの言葉に、松坂は「えーーーっ!そうおっしゃらずに」と困惑しきり。それでも、橋田氏は「これからのご活躍を拝見させていただきます」と譲らなかった。

 同賞を受賞した俳優の内藤剛志(63)も橋田作品への参加はまだないといい、今後のタッグを期待するも「書いてもらえないんですね」としょんぼり。橋田氏は「書かなきゃいけないんですけど、書きたくないんです」ともらし、会場の笑いを誘った。

 橋田賞は松坂、内藤のほか、映画監督で脚本家の山田洋次氏(87)、女優の宮崎あおい(33)、俳優の大泉洋(46)、岡田将生(29)、岡田将生(29)、TBSの安住紳一郎アナウンサー(45)がそれぞれ受賞(大賞は該当なし)。新人賞は女優の永野芽郁(19)に贈られた。
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