ほんこん、焼肉屋を出店するも店長らが着服…被害額は数千万円に!
2019年05月12日 17:50
芸能
中でも痛い目に遭ったのが焼肉店の経営。ほんこんを慕う知り合いの男性に店長を任せ、2008年、焼肉「ほんこん亭」をオープンした。
スタート時、1カ月目の売り上げは600万円、2カ月目は750万円とまさに順風満帆。その時、ほんこんには200万円の取り分があったという。しかし、3カ月目でまさかの取り分ゼロ。店長からは「支払いが重なって利益が出なかった」との説明があった。
4カ月目になっても取り分ゼロが続いたため、ほんこんは“おかしい”と感じ、伝票を調べ上げた上で業者に確認することに。すると肉を仕入れた領収書は偽造されたもので、料理長が別の業者から肉を購入し、差額の20万円を毎月着服していたというのだ。
しかも店長が店のレジから毎日1万円を抜き取っているといった事実も。店長には当然給料(35万円)も支払われており、毎月60万円以上のお金を得ていたという。しかも経理を担当していたのは店長の妻。お金の動きがほんこんに知られぬよう裏工作もしていたのだ。
当然のようにお金の流れが悪くなり、バイトの給与が遅れる事態に。ほんこんがバイトに事情を聴くと「ほんこんさんが『金よこせ』言うて(お金を)持って行ってた」と店長に聞かされていたと明かした。そんなこともあって被害額の累計は4カ月で数千万円に及び、「ほんこん亭」は閉店することとなった。
その後、ほんこんは知り合いの弁護士に相談するも「(賠償金は)取れませんよ」と言われてしまう。それでも何かあったら困ると、内容証明は送っているという。しかし、店長・店長の妻・料理長は「行方不明」とあり、ほんこんはため息をついていた。
めげないほんこんは、再起をかけておにぎり屋を出店したそうだが、「3~4カ月で店閉めた。一銭ももらわれへんかった」と嘆き節は止まらなかった。