「いだてん」新キャスト発表 麻生久美子、桐谷健太、薬師丸ひろ子ら
2019年05月17日 11:38
芸能
新キャストは6月よりスタートする日本にオリンピックを呼んだ男・田畑が主人公の第2部に出演。田畑の妻を演じる麻生は「大河ドラマは新撰組以来で、久しぶりで緊張して現場に入ったんですが、すごく和やかな現場で楽しいです」と話した。薬師丸はバー「ローズ」のママ(マリー)、桐谷は田畑の新聞社の同僚、リリーフランキーは上司を演じる。加藤と塚本はIOC委員役を務める。
「いだてん」は大河ドラマ58作目。2013年前期のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で社会現象を巻き起こした宮藤官九郎氏(48)がオリジナル作品で大河ドラマの脚本を初担当。20年の東京五輪を控え、テーマは「“東京”と“オリンピック”」。日本が五輪に初参加した1912年のストックホルム大会から64年の東京五輪までの日本の激動の半世紀を描く。
歌舞伎俳優の中村勘九郎(37)と阿部がダブル主演。勘九郎は「日本のマラソンの父」と称され、ストックホルム大会に日本人として五輪に初参加した金栗四三(かなくり・しそう)を、阿部は水泳の前畑秀子らを見いだした名伯楽で64年の東京大会招致の立役者となった新聞記者・田畑政治(まさじ)を演じている。