「なつぞら」またもネット号泣 なつの告白に草刈おんじ涙の激励「東京を耕してこい」“真田丸ほっぺち”も

2019年05月17日 09:00

芸能

「なつぞら」またもネット号泣 なつの告白に草刈おんじ涙の激励「東京を耕してこい」“真田丸ほっぺち”も
連続テレビ小説「なつぞら」第41話。なつ(広瀬すず)の東京行きを後押しする泰樹(草刈正雄)(C)NHK Photo By 提供写真
 女優の広瀬すず(20)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「なつぞら」(月~土曜前8・00)の第41話が17日に放送され、広瀬と俳優の草刈正雄(66)の名演に涙する視聴者が再び続出した。
 節目の朝ドラ通算100作目。大河ドラマ「風林火山」や「64」「精霊の守り人」「フランケンシュタインの恋」、映画「39 刑法第三十九条」「風が強く吹いている」などで知られる脚本家の大森寿美男氏(51)が2003年後期「てるてる家族」以来となる朝ドラ2作目を手掛けるオリジナル作品。戦争で両親を亡くし、北海道・十勝の酪農家に引き取られた少女・奥原なつ(広瀬)が、高校卒業後に上京してアニメーターとして瑞々しい感性を発揮していく姿を描く。

 第41話は、とよ(高畑淳子)からのアドバイスもあり、なつは東京に行きたい本当の理由を、ついに泰樹(草刈)に伝えた。

 なつ「ごめんなさい。私、ウソつきました。本当は東京に行きたいのは、兄に会うためではなくて、本当はやりたいことがあるからです。漫画映画を作りたいのさ。作れるかどうか分からんけど、どう作っているのかも分からんけど、やってみたいのさ。挑戦してみたいのさ。じいちゃんが1人で北海道に来て開拓したみたいに。私も挑戦したい。さっき、やっと分かったのさ。私、じいちゃんみたいになりたかたったんだって。それが私には漫画映画を目指すことなのさ。そんなの無理って思おうとしたけど、今はそう思えなくなったのさ。思いたくない。じいちゃん、ごめんなさい。酪農を、じいちゃんを裏切っても、私はやりたい」

 泰樹「何が裏切りじゃ。ふざけるな!(なつのほっぺを両手で軽く叩き、涙ながらに)よく言った。それでこそ、わしの孫じゃ。行ってこい。漫画か映画か知らんが、行って、東京を耕してこい。開拓してこい。行ってこい、なつ。行ってこい」

 インターネット上には「じいちゃんの涙でもらい泣き」「じいちゃんが初めて泣いた。こっちもめちゃくちゃ大号泣。なつとじいちゃんのやり取りがホントに好き」「3歳の娘にティッシュを差し出されるほど涙が出た」「『それでこそ赤の他人じゃ』(第3話、4月3日)が、ここにきて効いてくるとは」「真田家の魂の継承の儀式、ほっぺちキター!まさに安房守」などの書き込みが相次いだ。

 “ほっぺち”は草刈が天才武将・真田昌幸を演じた2016年の大河ドラマ「真田丸」で真田家の面々が行った仕草。昌幸の母・とりを演じた女優・草笛光子(85)が“考案”したという。
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