「いだてん」制作統括が語るショーケン版・高橋是清「とにかく格好良かった」
2019年05月17日 14:04
芸能
制作統括の訓覇圭氏は「そんなに出番がある役ではないんですが、阿部さんが登場して一番最初に登場するちょっと格が違う役」だとし、「違う次元にいる人っていうことで、難しいなと思って、ひょっとして声かけたらやっていただけたりしないかなと思った」と萩原さんへのオファーを振り返った。
訓覇氏も萩原さんとは初タッグ。「僕以外でも世代の憧れている別格の人で、ご一緒できることにドキドキしてましたね」と回顧。「最後に(芝居を)見られたんだなと思うと、お会いできて良かった。お芝居も格好良かったです。とにかく格好いいなって(思った)。最後まですごく格好いいお芝居を見せていただいた」と感謝した。
萩原さんの役作りについて「実在の人物なので、できるだけなりきろうというアプローチがあるとして、ちょっと今回は、萩原健一という存在も見えるような形で、実在の人物に近づけていくというよりは、萩原健一という生身も見えるような造形でやってもいいか、と話した。『じゃあ、やらしていただきます』ということだった」と明かし、「何かを残そうとされていたのか…そんなことを考えたことをよく覚えています」と感慨深げに語った。
この日は、萩原さん、麻生、桐谷、薬師丸、リリー・フランキーのほか、塩見三省(71)、シソンヌ・じろう(40)、加藤雅也(56)、塚本晋也(59)の出演が明らかになった。