中谷美紀「青春はフランス映画だった」 10代の頃「日曜日は映画館をはしご」
2019年05月28日 12:57
芸能
![中谷美紀「青春はフランス映画だった」 10代の頃「日曜日は映画館をはしご」](/entertainment/news/2019/05/28/jpeg/20190528s00041000200000p_view.jpg)
また、フランス映画の魅力について「ハリウッド映画ももちろんエンターテインメントとして楽しいですけど、フランス映画は光と影を大切に捉えた、ただ女性が美しいとか、男性がハンサムだけではなくて…。人々の人生をつぶさに見つめ、そして弱者に対しても温かい眼差しを向けているところ」と話した。
さらに、「青春はフランス映画だった」というくらい、「若い頃、10代の頃はお休みとあらば、土日はたいがい映画館に行って、日曜には1日4本くらい映画館をはしごした」とも。
「ブームでフランス映画をみない格好悪いという勢い」の時代で、「文化村のル・シネマできたて ユーロスペースがまだ桜が丘に会った頃、小さな単館系の映画館がたくさんあった」と懐かしんだ。
「パンフレットを買い占めて、監督の名前や主演の方の名前を一生懸命覚えたり、同じ監督のどんな映画を見て見ようだとか、同じ女優さんでまた別の映画を見て見たり…。見比べるのが楽しかった青春時代でした」と目を輝かせた。
「いまはもっぱら、ネットやDVDで見てしまって…」と映画館に出かけることが少なくなってしまったことが悔やみ、「奮い立たせて行くようにはしています」と微笑んだ。
1993年から日本で開催されているフランス映画祭。長く東京で行われてきたが、昨年から横浜で開催。毎年、フランスを代表する映画俳優、監督が来日し、フランス映画のいまを伝える。未公開作品の上映やトークイベント、サイン会、横浜での関連イベントなども行われる。