指原莉乃“らしく”「タンスのゲン」でアイドル業にピリオド 博多で「大感謝祭」
2019年05月28日 22:04
芸能
![指原莉乃“らしく”「タンスのゲン」でアイドル業にピリオド 博多で「大感謝祭」](/entertainment/news/2019/05/28/jpeg/20190528s00041000418000p_view.jpg)
ただ、あくまでもタレント指原として歌った。ほとんどは、アイドル衣装は着ずに、最初から最後までロングスカートで通した。カラフルなアイドル衣装の後輩たちに交じって、ゲストで歌っているかのような演出に徹した。
デビュー当時から順に、思い出深い楽曲を歌いつづった。9年前の第2回AKB48選抜総選挙シングル「ヘビーローテーション」では、1人にもかかわらず、ステージにずらりと並べたスタンドマイクの一番左端で歌った。当時19位だった立ち位置。「みなさんのおかげで、いつの間かメンバーのスタンドマイクを移動させることもなく、ここ(センター)で歌えるようになったんですよ」と、しみじみ言った。
タモリのようにサングラスをかけて「笑っていいとも!」のテーマ曲を歌うなど、サービス精神満載の内容。アンコールでは「秋元(康)先生の謎のリクエストで」と、「川の流れのように」を、美空ひばりさんのような真紅のドレス姿でも歌った。
ラストも、指原らしいユーモアさで締めた。「恋するフォーチュンクッキー」で大団円と思いきや、「これでHKTのメンバーと歌う…最後の歌になります」と、涙で声をつまらせながら、披露した曲は「タンスのゲン」。6年前の福岡の家具販売店のCM曲で、コミカルにオチをつけた。最後は「本当に本当に本当に11年間ありがとうございました~」と感謝を伝えて、ステージ最上段に置かれたタンスの引き出しにマイクをしまって、アイドル業に終止符を打った。