イケメン都成五段 藤井七段と公式戦6度目の対局で初の白星「しっかり準備した」
2019年05月28日 21:34
芸能
![イケメン都成五段 藤井七段と公式戦6度目の対局で初の白星「しっかり準備した」](/entertainment/news/2019/05/28/jpeg/20190528s000413F2402000p_view.jpg)
先手になればゴキゲン中飛車や雁木に構えるのが通例。だが、今回は「違うかたちにしたいというのがあった。今日は相掛かりにしようと思っていた」。一見“奇策”にも映った作戦は用意周到に準備されたものだった。
永世名人の資格を持つ谷川浩司九段の唯一の弟子。その谷川は藤井が昨年2月、15歳で朝日杯将棋オープン戦で優勝した際、「名人と竜王を破っての優勝は見事」と祝福した。
一方で「ただし、20代30代の棋士に対しては“君たち、悔しくないのか”と言いたい気持ちもあります」と、異例ともいえる若手棋士への苦言をメッセージに書き加えたことが注目された。そんな師匠の言葉を最もかみしめた1人が、愛弟子の都成だったのは言うまでもないだろう。
これで挑戦者決定トーナメント進出を決めたが、挑戦者への道はまだ遠い。「本戦入りしたので、引き続き頑張っていきたい」と控えめに語った都成。実力派の人気イケメン棋士が、この1勝をさらなる飛躍のきっかけとするか。注目だ。