SKE48内山命、最後の劇場公演で芸能界引退を発表「普通の女性の人生を歩んでいく」
2019年05月30日 21:56
芸能
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明るい雰囲気で進んだ公演も、終演が近づくにつれ涙を見せるメンバーも現れた。特別に行われたダブルアンコールでは、総選挙のランクインで手にした参加曲「友達じゃないか?」、SKE48での初センター曲「ぼっちでスキップ」を披露した。
SKE48きっての個性派として知られ、20歳になるとお酒大好きな豪快キャラがさく裂。ステージ上のぶりっこぶりと、舞台裏でのふてぶてしさが極端な架空のアイドル「STRAWBERRY PUNCH」で日高優月(21)とともに人気を博した。今年1月には、NHK連続ドラマ「トクサツガガガ」で、リア充女子を好演して話題になった。
節目のアイドル活動10年を迎えた3月、2期生の記念公演のステージでグループ卒業を発表していた。この日は、黒のロングドレス姿で、最後のスピーチをした。「夢のような時間を過ごせて、本当に楽しかったです。今まで一生懸命に応援してくれてありがとうございました。こんな私を好きだと言ってくれるみんなが大好きでした」とファンに感謝した。小学3年から芸能活動を続けてきたが、卒業を機に芸能界を引退する。「ここをやめるときは芸能界をやめようと思っていたし、やり切ったと心から言えるので、今後、芸能活動はしません。これからは普通の23歳女性の人生を歩んでいきます。だから大きな声で名前を呼んでもらったり、オレンジと黄色のサイリウムを振ってもらうのも、今日で終わりです。かわいい衣装を着て、大好きなメンバーとステージに立つのも、今日で終わりです」と、涙ながらに発表した。
最後は12年のSKE48リクエストアワーで1位に輝いた「羽豆岬」で締めくくった。「初めて少人数のユニットに選んでもらった」という思い出の楽曲。内山の卒業で、同曲の選抜メンバー8人は全員が卒業する。