徹子の幼少期好演 12歳・豊嶋花は芸歴すでに11年 同世代断トツの経験値
2019年06月04日 10:00
芸能
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演技への取り組み方も真摯(しんし)だ。台本をもらうとまず、自分のせりふにマーカーで線を引き、読めない漢字を教えてもらって読みがなを書く。一度、母親に自分のせりふを読んでもらうと、頭の中で世界が広がっていく。「音として聞くと、なんとなくイメージができて、自分だったらこう言おうと思いつくんです」。台本を読み込むのではなく、想像力で役作りを行っている。
一方、プライベートでは中学1年生らしく、友達の家に遊びに行って学校や、好きなテレビの話題で盛り上がる。「4月から中学生になって新しい友達も増えました。今はその子たちと遊ぶのが一番楽しい」
家の中では「勉強をやっても、本を読んでも、絵を描いても、5分10分くらいで飽きちゃうんです」。次から次へといろんなことに手を出して落ち着かないという。
そんな中でも、飽きることなく夢中になっているのが演技だ。「学校で主人公をいじめる役とか、悪い人もやってみたい。お芝居でしか演じられない普通じゃない人をやってみたいので、アニメの実写化やコメディー作品にも出たい」。他の同世代にはない経験値があるからこそ、やりたいこともたくさん見つかる。夢は広がるばかりだ。
◆豊嶋 花(とよしま・はな)2007年(平19)3月27日生まれ、東京都出身の12歳。今年はテレビ朝日系「やすらぎの刻~道」、WOWOW「虫籠の錠前」などに出演。趣味は洋裁とゲーム、特技はダンス。1メートル49、血液型O。