2802人の中から…二階堂ふみ 朝ドラ「エール」ヒロインつかんだ!「ウソじゃないかと」

2019年06月04日 05:30

芸能

2802人の中から…二階堂ふみ 朝ドラ「エール」ヒロインつかんだ!「ウソじゃないかと」
2020年前期のNHK連続テレビ小説「エール」で主演の窪田正孝(左)と夫婦役でヒロインを務める二階堂ふみ Photo By スポニチ
 NHKは3日、来年春スタートの102作目のNHK連続テレビ小説「エール」のヒロインに、女優の二階堂ふみ(24)を起用することを発表した。二階堂は2802人のオーディションを勝ち抜き“朝ドラ”デビューを果たす。この日行われた会見に、主演の窪田正孝(30)と出席した。
 窪田が「僕の妻となる方を紹介させていただきます」と呼びかけると二階堂が登場。やや緊張しながらも「ヒロインに決まったことを昨日知ったばかりで、ウソなんじゃないかと思っていました。歩いていて落とし穴とかあったらどうしようかと考えていました」と笑顔で出演を喜んだ。

 同作は、全国高等学校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」などで知られる作曲家の古関裕而(こせき・ゆうじ)さんと妻の金子(きんこ)さんをモデルに描く物語。二階堂は、主人公の古山裕一(窪田)の妻・関内音(せきうち・おと)を演じる。

 夫の才能を誰よりも信じて叱咤激励し、自身も歌手になる夢を追い続けるというパワフルな女性。オーディションには歌唱演技もあり、二階堂は古関さんが作曲した「長崎の鐘」を熱唱。制作統括の土屋勝裕氏も「本当に上手でグッときました。ドラマの中でも実際に歌ってもらうと思う」と、思わず目頭が熱くなるほど感動したという。

 二階堂と窪田は、16年に資生堂「マキアージュ」のプロモーション用に作られた短編動画で共演。会見では2人で見つめ合い「よろしくお願いします」とあいさつ。窪田も思わず「結婚式みたい」と照れた。二階堂は「1年間、明るく元気に支えていけたら」と笑顔。窪田も「2人にしかできない化学反応を見せたい」と応えるなど、早くも相性はバッチリだ。
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