「なつぞら」福地桃子 夕見子人気に感激!ロス現象も“母校”北大トークショーに予想の5倍1000人殺到
2019年06月08日 15:15
芸能
福地演じる夕見子は酪農家の長女ながら、当時の女性としては珍しく大学進学を目指し、第43回(5月20日)で見事、北大に合格した。芯が強く、ストレートな物言いをし、なつに対する“ツンデレぶり”なども反響を呼び、人気沸騰。ドラマの舞台が十勝から東京・新宿に移り、出番が減るとインターネット上で“夕見子ロス”が叫ばれるほどだった。第53回(5月31日)、東洋動画入社が決まったなつに祝福の電話をかけるシーンで登場し、短い場面ながら夕見子がトレンド入りした。
この日は地元とあってか、夕見子人気を示すように、北大祭実行委員の予想の5倍という約1000人の観客が大学構内の屋外特設ステージに詰め掛けた。北大祭実行委員の瀬古拓夢さん(3年)も「“夕見子先輩”は、いわば我々の大先輩。この学園祭が始まったのは、夕見子先輩が入学した翌々年、昭和33年からなんです。想定の5倍の皆さまにお越しいただき、夕見子先輩の人気を改めて実感しました」と驚いた。
「北大にあるクラーク像はどれか?」など北大にちなむクイズが行われ、現役生合唱団からは劇中登場した「FFJ(Future Farmers of Japan=日本学校農業クラブ連盟)の歌」や応援パフォーマンスのエールが福地に送られるなど、63年の時を超えて北大の“先輩・後輩”が交流。「朝ドラ出演が決まった時の感想は?」という質問に、福地は「北海道に行けることになるのがうれしいと思いました」と北海道愛をアピールした。
終演後も「予想よりもはるかに多くの皆さんにお越しいただき、また多くの現役北大生の方からも『“なつぞら”を見ています』と声を掛けていただき、とてもうれしい日になりました」と感激の面持ち。「特に、番組のエピソードを話した時にも、後ろのお客さんまでうなづいてくださっていたので、私も身内に話すような感覚でお話をさせていただきました。これからも、柴田家を通して北海道の魅力を全国の皆さんにお届けしたいと、さらに強く思いました」と当たり役への思いを新たにした。