「いだてん」第22話6・7% 大河ワースト視聴率“更新” 17週連続1桁と低迷
2019年06月10日 09:35
芸能
大河ドラマ58作目の「いだてん」は、86年「いのち」以来33年ぶりの“近現代大河”。2013年前期の連続テレビ小説「あまちゃん」で社会現象を巻き起こした脚本家の宮藤氏が大河脚本に初挑戦。オリジナル作品を手掛ける。20年の東京五輪を控え、テーマは「“東京”と“オリンピック”」。日本が五輪に初参加した1912年のストックホルム大会から64年の東京五輪まで、日本の激動の半世紀を描く。
勘九郎は「日本のマラソンの父」と称され、ストックホルム大会に日本人として五輪に初参加した金栗四三(かなくり・しそう)、阿部は水泳の前畑秀子らを見いだした名伯楽で64年の東京大会招致の立役者となった新聞記者・田畑政治(まさじ)を演じる。「昭和の大名人」と呼ばれる落語家・古今亭志ん生(1890~1973)が物語をナビゲート。志ん生役にビートたけし(71)、若き日の志ん生・美濃部孝蔵役に俳優の森山未來(34)を起用した。
第22話は「ヴィーナスの誕生」。東京府立第二高女では、四三(中村勘九郎)の熱血指導によって女学生たちがスポーツに打ち込んでいた。教え子の富江(黒島結菜)たちは全国的なスポーツアイドルとなるが、その前に日本女性離れした見事な体格の人見絹江(菅原小春)が立ちはだかる。四三の指導を手伝うシマ(杉咲花)も大きな悩みを抱え、それをスヤ(綾瀬はるか)に打ち明ける。真打昇進を果たしてもすさんだ生活を送る孝蔵(森山未來)には見合い話が舞い込む…という展開だった。
▼「いだてん」視聴率推移
1月6日 15・5%
13日 12・0%
20日 13・2%
27日 11・6%
2月3日 10・2%
10日 9・9%
17日 9・5%
24日 9・3%
3月3日 9・7%
10日 8・7%
17日 8・7%
24日 9・3%
31日 8・5%
4月14日 9・6%
21日 8・7%
28日 7・1%
5月5日 7・7%
12日 8・7%
19日 8・7%
26日 8・6%
6月2日 8・5%
9日 6・7%
※ビデオリサーチ調べ、関東地区