哀川翔 アジアクロスカントリーラリーに監督として参戦表明「優勝目指す」
2019年06月13日 16:33
芸能
「今年は速そうな人を一人見つけたんで。チーム優勝したこともあるんでね。今年はそこを目指したい」と川畑選手を紹介した。哀川は川畑選手のドリフト技術に着目。16年にドリフト世界速度記録(304.96Km)を樹立し、翌年D1グランプリ中国シリーズチャンピオンを獲得するとともにFIAインターナショナルドリフティングカップで優勝。初代のドリフト世界王者に輝いている。
哀川に声を掛けられたときは「半分冗談かな、実際楽しそうと思っていたら、話がデカくなっていた」と話す。
哀川は「相当、興味を持ってくださったので、強く推しました」とニヤリ。「力を発揮していただければ優勝も夢じゃない」とし、「チームとしては5戦出て、チーム優勝したこともあるんで。穴にハマらなければ大丈夫。象とバッファローと、時々農家のおっさんのバイクに注意」と話し、会場を沸かせた。
また、オフロードレース初出場となる川畑選手が哀川の経験した悪路に不安な様子を示すと、哀川は「あらゆるところでテクニックは必要。半分以上はこういう道だけど、4割くらいは舗装じゃないけど普通の道。スピード出せるところは出して」とフォローした。
さらに去年、哀川はミスコースをして寺院の敷地に入って「二人のお坊さんにめちゃくちゃ怒られた。50すぎてこんなに怒られたことない」と明かした。今年、乗らないのはそのせいかと、川畑選手にツッコまれると、「今年は勝ちたい。ドリフトの選手が参戦したらどうなるかを見てみたい」とニッコリ。「とにかく6日くらい走る。穴、象、バッファロー。ちょっと水を見たら深さをチェック。慎重に行って越したことはない」とアドバイスした。
川畑選手も「参戦するからにはドライバーとしてクラス優勝目指します」と力強い言葉を受け、哀川は「今回は監督という立場で見守ります。とにかく完走していただいて、無事に帰ってくるのを一番に、クラス優勝目指したい」とさらに意気込んだ。
24回目を迎える今年の大会はタイ王国のビーチリゾート、パタヤを8月10日にスタートし、同月16日に隣国のミャンマー連邦共和国の首都ネピドーでフィニッシュする予定。