香取慎吾 宮城県・塩釜市で主演映画完成報告試写会「どうしても来たくて来てしまいました」
2019年06月13日 18:01
芸能
![香取慎吾 宮城県・塩釜市で主演映画完成報告試写会「どうしても来たくて来てしまいました」](/entertainment/news/2019/06/13/jpeg/20190613s00041000264000p_view.jpg)
同作は、ギャンブルにのめり込む自堕落な男が、人生を再出発させるために恋人の故郷・石巻に移住するものの、恋人を殺害されたことがきっかけで自暴自棄になっていく物語。香取はこれまでにない暴力的な役どころを演じ「毎日どこかしらから血が出て、蹴飛ばされたり殴られたりしていました」と撮影を振り返った。
2011年の東日本大震災で甚大な被害を受けた石巻市らが舞台で、塩釜市もその一つ。香取は「震災直後と比べて復興している部分はありますが、そうじゃないものもある。普段の生活の中で(震災を)意識することは減っているので、こうやって足を運ぶと色々なことが感じられます」と語った。白石監督も「未だに心に傷が残っている方はいますが、そのような方にも“凪”が訪れるといいな」と作品に込めた思いを明かした。
作中には実際に市場で働いている人たちも登場する。香取は「昼間から酔っ払っているおじさんに絡まれたり、皆さんがとても元気でした」と苦笑い。「この市場の雰囲気がグッと映画を引っ張ってくれました」と感謝した。