来年大河「麒麟がくる」秀吉役は佐々木蔵之介 プレッシャーで「歯が痛くなった」も「私は申年です」
2019年06月17日 13:45
芸能
すでに、織田信長役の染谷将太(26)は発表されており、中盤以降で信長と並んで物語を左右する重要な役どころだけに、配役は注目されていた。
制作統括の落合将氏は「このドラマにおいて、秀吉は信長とともに、中盤から終盤にかけて重要な役柄。政治的な駆け引きとか、野心とか、そういったものを持って、光秀と対等に渡り合える実力派の俳優さんがいいと思った。変幻自在の蔵之介さんが光秀と同じ重みを持つ秀吉に合っているのではないかと思った」と起用理由を明かした。
この日は佐々木のほか、光秀の煕子役の木村文乃(31)、深芳野役の南果歩(55)、稲葉義道役の村田雄浩(59)、藤田伝吾役の徳重聡(40)、今川義元役の片岡愛之助(47)、土田御前役の檀れい(47)、足利義明役の滝藤賢一(42)、三淵藤英役の谷原章介(46)、細川藤孝役の真島秀和(42)、松永秀久役の吉田鋼太郎(60)の10人の新キャストが発表された。
豪華キャストに囲まれ、次々に共演者から長谷川光秀への期待感がぶつけられると、長谷川は「そんな期待かけられると凄くプレッシャーですね。少し明智の気持ちがわかります。いろいろな重圧も多かった方でしょうし、今僕も、なぜ彼がああいうことしたのか、ずっと考えている毎日です」ともらしつつ、「本当に期待していただいてかまいません。凄いものを見せられると自信をもって言います。見せます!」と力を込めた。
「麒麟がくる」は大河ドラマ59作目。29作目「太平記」を手掛けた池端俊策氏(73)のオリジナル脚本で、大河としては初めて智将・明智光秀を主役とし、その謎めいた半生に光を当てる。物語は1540年代、まだ多くの英傑たちが「英傑以前」であった時代から始まり、丹念にそれぞれの誕生を描く。