HKT48駒田京伽 涙と笑いの卒業公演 放心のファンいじる「え~、と言う元気もないですか?」
2019年06月17日 21:17
芸能
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公演は本編終了までは笑顔を見せていたが、アンコールの卒業セレモニーでは、同期で仲良しの坂口理子(24)とバラード曲「思い出のほとんど」を涙声で歌った。坂口は駒田に惜別の手紙をしたためていた。「卒業を取り消して欲しい気持ちでいっぱいだけど、自分の意見を大きい声で言わないぴーが、店員さんに『すみません』と話しかけられないぴーが、『試着したいです』と言えないぴーが、『これ頼んでたのと違う』と言えないぴーが、大勢のファンの前で決意して発表したことなので、きっと人生の転機なんだろうなと思う」と受け入れたことを打ち明けた。
駒田は選抜総選挙に3度ランクインし、HKT48の選抜にも名を連ねる人気メンバーだったが、5月に「活動期間中に披露してきたイラストやホームページ作成のスキルをより深め、新たな道で頑張りたい」とグループ卒業を発表していた。卒業を決意したのは昨年の秋で、「卒業発表までの期間はつらいというか、(ファンの)皆さんのことをもっと考えて決断すべきだったのかな」と、早すぎる決断を後悔することもあったという。それでも、「自分にも甘えずに自分がスキルアップできるように卒業を決めました」と明かした。
最後の曲紹介では、ファンから「え~!」と残念がる声が上がるのが定番の反応だが、この日は放心状態になったファンからの反応がなかった。すると駒田は「『え~』と言う元気もないですか?」と再びいじり、劇場に笑いが漏れた。さらに「理子ちゃん、お尻を見せて笑わせて」と、坂口にむちゃぶり。涙と笑いにあふれたラストステージだった。