NHK放送総局長 チーフプロデューサー逮捕を謝罪「非常に遺憾です」
2019年06月19日 15:40
芸能
また「おとといのことで、事実関係がなかなかわからない点が多い。現在はその確認を急いでいるというところです」とも話し、混乱をうかがわせた。
容疑者については、担当者は「面会はしていない」としつつ、「本人は覚えていないと供述していると聞いているが、それ以外はわかりません。前日は午後7時は退勤しており、当日(23日)は休みでした」と説明した。
同局は17日に報道各社宛のファクス書面で、今年2月23日未明に、東京都練馬区内の歩道上で、女性に対してわいせつな行為をしたとして、17日に強制わいせつ容疑で逮捕されたことを公表。「職員が逮捕されたことは遺憾です。事実関係を確認するとともに、捜査に協力してまいります」とコメントを発表した。
阿部容疑者はNHKには2004年に入局。NHKスペシャルのシリーズ「震災ビッグデータ」などを手がけた。17年にスタートし、不定期で放送していたタレントのマツコ・デラックス(46)と元同局の有働由美子アナウンサー(50)がMCを務める「AIに聞いてみた どうすんのよ!? ニッポン」では、登場するAI開発チームの責任者として出演していた。
同番組に登場する人工知能(AI)の名称「AIひろし」は有働アナが阿部容疑者の名前を「ひろふみ」ではなく、「ひろし」と呼び間違えたことをきっかけに、マツコが名付けたもの。