八代弁護士 収監前の男の逃走、地検、県警の対応に「捕まえてから知らせればいいっていう発想に…」
2019年06月20日 12:12
芸能
男の逃走から約3時間後に地検から連絡を受けた愛川町は、防災行政無線で町民に注意喚起。竹内寛志次席検事は「このような事案が発生し、お知らせが遅くなってしまったことは大変申し訳なく思っている」と謝罪している。
八代氏は、検察側が男に書面で何度も出頭を要請していたことについて、「同じことを何度も繰り返しても時間が時間がいたずらに経つだけ。早期に収容の手続きに入るべきだった。これだけ手をこまねいてしまったことについては横浜地検の責任は大きい」と指摘。以前には、川崎支部で接見中に逃走される件もあったと言い「近隣の住民の方の不安を解消するには、できるだけ早く情報を開示して広報するということが、捕まえてから知らせればいいだろうっていう発想になったのかもしれませんけれど、それが結局、取り逃がしてしまった。大阪の時もやはり一般の方からの通報で早期検挙につながっていますので、いかに情報開示が大事かってこと」と強調。さらに「遠くに逃げてしまった後にこんな人物が逃げましたって言っても遅いですから」と話した。