藤井聡太七段 初の王将戦2次予選進出 珍しい先手番の矢倉も「一つの戦法として有力と考えている」
2019年06月22日 16:34
芸能
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藤井は初の王将戦2次予選進出。初出場の17年は1次予選決勝で菅井竜也七段(27)に、昨年は準々決勝で井上慶太九段(55)に敗れていた。
2次予選は1次予選突破者7人に、タイトル保持者、順位戦A級棋士ら11人が参戦。18人が6人ずつ3つの組に分かれてトーナメントを戦う。佐藤天彦九段(31)や羽生善治九段(48)、斎藤慎太郎王座(26)ら実績のある棋士が加わる。シード権のない藤井が2次予選を突破するには、3勝が必要になる。
挑戦者決定リーグ戦は各組の勝者3人に前期上位4人を加えた7人で、総当たりのリーグ戦を実施。最上位者が来年1月に開幕する7番勝負で、現保持者の渡辺明王将(35、棋王との2冠)に挑戦する。
▼藤井聡太七段 相手玉までの距離感がつかみづらい将棋で、最後まで難しかった。先手番での矢倉は公式戦で初めてかもしれないけど、一つの戦法として有力と考えているので採用した。(2次予選は)リーグ入りを目指して頑張っていきたい。
▼千田翔太七段 通ると思っていた中盤の手が通らなかった。相矢倉にはありがちな話で、あとは指しているだけになってしまった。