元「雅夢」三浦和人が7年ぶりシングル 中高年の応援歌で千の風に続け
2019年06月24日 09:17
芸能
作詞は直木賞作家の巨匠・五木寛之氏。作曲は芥川賞作家で「千の風になって」の訳詞と作曲で知られる新井満氏。元々は17年10月に発売された新井氏のアルバム「雷神」に収録された曲だ。この曲を聴いた音楽評論家の富澤一誠氏が感動し「もっと多くの人にこの曲を伝えたい」とカバーを企画。自らプロデューサーとなって歌手を選定。還暦世代であり、曲に深みを与えられる存在として、三浦に白羽の矢を立てた。
哀感のある三浦の歌声とノスタルジックなメロディーが、聴く者の胸を打つ。三浦は「一緒の時代を生きてきたあなたの応援歌です。ぜひ、この歌を一緒に歌ってください」とアピールした。
富澤氏は「第4コーナーを回って直線コースに入って、初めて自分なりの“人生のゴール”が見える。その時、ホッとするとともにもうひと息頑張ろうと自分自身を鼓舞する。この曲はそんな自分自身に対するエールソング」と解説した。秋川雅史(51)が歌った06年の「千の風になって」は130万枚の大ヒット。“あなたへの応援歌”も続くか注目が集まる。