宇梶剛士 自身のルーツに迫る意欲作「永遠ノ矢」脚本&演出を担当
2019年06月24日 06:05
芸能
宇梶の母、宇梶静江さん(86)は北海道浦河町出身でアイヌ文化の継承を続けている絵本作家。宇梶にとってもアイヌは大きな意味を持つテーマで、題材にした舞台作品を手掛けたのは1993年の「偽エカシの筏」以来26年ぶりとなった。前作より一層取材や資料の読み込みを進め、細部にもこだわって作品を作り上げている。「地球上にはさまざまな人種、民族が暮らし、彩りを持っている。それぞれの色がより彩りをなすような地球であってほしい。そんな思いを込めました」と話している。
東京公演は座・高円寺1で8月8~12日、静岡公演は清水文化会館で8月21、22の両日行われる。