「きみと、波にのれたら」上海国際映画祭でアニメ最高賞 片寄涼太「メンバー孝行になったかな」

2019年06月24日 07:36

芸能

「きみと、波にのれたら」上海国際映画祭でアニメ最高賞 片寄涼太「メンバー孝行になったかな」
第22回上海国際映画祭の授賞式に出席した映画「きみと、波にのれたら」で主演する片寄涼太 Photo By スポニチ
 「GENERATIONS」の片寄涼太(24)と女優の川栄李奈(24)がダブル主演を務めるアニメ映画「きみと、波にのれたら」(監督湯浅政明)が23日、中国で開催中の第22回上海国際映画祭でアニメーション部門の最高賞にあたる「金爵賞アニメーション最優秀作品賞」を受賞した。
 同作は海辺の街を舞台に、消防士の青年・港(片寄)とサーファーの大学生・ひな子(川栄)との運命的な恋を描いた感動の青春ラブストーリー。湯浅監督作品としては、2017年の仏アヌシー国際映画祭での「夜明け告げるルーのうた」に続く、海外映画祭の長編作品グランプリ受賞となる。

 授賞式には、主人公の港の声を担当した片寄が参加し、国際映画祭デビューを飾った。片寄は「自分の人生において信じられないような素晴らしい出来事に巡り会うことができました。レッドカーペット歩かせていただくのも初めてですし、元をたどれば声優に挑戦させていただくのも初めてだったので、素敵な思い出をいただいて感謝しかないです」と感激。「(トロフィーは)湯浅監督に早く渡したいですね。授賞式では日本から代表して来させていただいている立場だったので少しでも失礼のないようにというか、丁寧にお礼の気持ちをと思い檀上に上がらせていただきました。監督はじめ制作スタッフのみなさまとご一緒させていただいて、主題歌も担当させていただいて、その縁がこうして形になったので、自分というよりスタッフのみなさんがここ上海に連れてきてくださったと思いますし、やっぱり湯浅監督の喜んだ顔を生で見たいですね。うれしいです。日本に帰ったらこれを監督に届けたいなと思います。その時は素敵な乾杯でも出来たらいいなと思います」と喜んだ。

 「GENERATIONS」のメンバーとはテレビ電話で話をしたといい、「すごく興奮した様子で大盛り上がりで喜んでいたので、メンバー孝行になったかなと、うれしい」と喜んだ。

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