ライブ、イベント続々…ジャニー喜多川氏入院、ジャニーズ事務所への影響は
2019年07月01日 15:25
芸能
6月4日に東京都港区の同局で行われた記者発表会にはジャニーさんも出席。昨年は「東京B少年」名義で出演した「美 少年」の岩崎大昇(16)が、「平成最後と令和最初っていう奇跡的。僕たちの色に染めた夏にしたい」などと意気込みを語る姿に何度も目を細めていた。ライブの構成や演出はジャニーさんが一手に引き受けており、何らかの影響が出そうだ。
ジャニーズ事務所は、アイドルの発掘や制作をジャニーさんが、経営や運営面は実姉のメリー藤島副社長がそれぞれ担当。近年は双方の面にジャニーさんの姪で、メリーさんの長女のジュリー藤島副社長も深く関わっている。
昨年末には、所属アイドルとして人気も実力もあった滝沢秀明氏(37)が芸能活動から引退して裏方に転身。年明けから新たな会社「ジャニーズアイランド」の社長として、ジャニーズJr.のプロデュースや新人発掘に従事している。病床ジャニーさんが制作者として代理を託せる数少ない存在だけに、事務所の危機に手腕を振るうことになる。
ジャニーさんは過去にも体調を崩して入退院したことはあるが、ジャニーズ事務所が公表したのは初めて。入院から15日目の公表は、7月に入ってから、所属アイドルの活動発表が事務所側の主導で続くためとみられる。