囲碁の日本棋院は1日、最年少棋士の仲邑菫(なかむら・すみれ)初段(10)が10日に大阪市内で行われる非公式戦で囲碁AI「GLOBIZ―AQZ」と対局すると発表した。
対局の模様はインターネットテレビのAbemaTVで生中継される。AQZは囲碁AI世界一と若手棋士育成を目指し、日本棋院とビジネススクール経営のグロービスが4月に開発プロジェクトを発足させた。4月にデビューしたばかりの仲邑に続き、19日には今年のグランドチャンピオン戦を制した若手強豪の芝野虎丸七段(19)が対戦する。
囲碁のAIはすでに世界のトップ棋士を破るほどの進化を見せており、日本でも多くの棋士が研究に取り入れている。