ジャニーさん遺産300億円相続へ きっちり遺言!?社長後任はジュリー氏に
2019年07月10日 06:36
芸能
資産もばく大だ。関連会社や個人名義で東京の赤坂、麻布、渋谷などの一等地にビルやスタジオ、劇場、駐車場などの不動産を所有。その数は10件以上で、推定額は計500億円。これに海外の銀行に預けた貯金などを合わせた総資産は計1000億円超といわれる。 これだけの帝国を、メリー藤島副社長との二人三脚で築き上げたジャニーさん。最後の公示となった04年度の高額納税者番付によると、当時の年収は推定約9億円。ジャニーさんを古くから知る芸能関係者は「ジャニーさんはお金に無頓着だったので、どれぐらい持っているか本人も分かっていなかっただろう」と話すが、遺産の推定額は200億円超。個人名義で所有する不動産を合わせると、300億円に達するとの見方もある。
生前、その使い道について「タレントの育成や引退後の生活費などのために使いたい」と話していたといい、同関係者は「私利私欲のない人だったから、自分が育ててきた子供のためにという思いがあったのは間違いない。アメリカ人的な感覚を持っていたから、細かいところまできっちりと遺言書に残しているはず」と指摘する。巨額の遺産だけに、その内容が注目される。
事務所の今後はどうなるのか。新社長には、姉のメリー副社長ではなく、その長女でジャニーさんのめいにあたる藤島ジュリー景子副社長(52)が就任する見通し。メリー副社長はその補佐をするとみられる。
ジャニーズでは近年、タレントの独立や不祥事、世間を驚かすような出来事が頻発。今年1月には嵐が来年末で活動休止することを発表するなど、激震が続く。さらに精神的支柱だったジャニーさんを失い、タレントの間に動揺が広がる可能性がある。関係者は「ジュリーさんが、あれだけの大所帯のタレントたちをどうまとめていくのか。彼女を支える滝沢の存在は大きい。ジャニーさんが緊急搬送されてから3週間。この期間にそれぞれが抱えた不安を信頼という絆の強さへと変えることができたのか。その答えは1年後には見えてくる」と話した。