内博貴 舞台公演前に涙こらえジャニーさんの「Show must go on魂を受け継いでいきたい」
2019年07月11日 15:16
芸能
入院中は何度か合間を見て会いに行ったという内だが、奇しくも9日、「ブラックorホワイト」の舞台の製作発表会見を終えて後、喜多川社長が息を引き取ったと聞き、驚いたという。
喜多川社長の言葉で一番心に残っている言葉は?と聞かれると、「いっぱいあるんですけど、僕の私情なんて見に来るお客さんには関係ないことですから」と内。すると共演の渡辺徹(58)が「昨日ね、場当たりの稽古があったんですけど、内くんの顔見たら、目赤いしね。休んでいいよって言ったんです。そしたら内くんがね、ジャニーさんに怒られますからって笑顔で言ったんですよね。それ見て僕も来てしまったんですね」と明かした。さらに「そういう内くんも素晴らしいけれど、そういうふうに思わせるジャニーさんも素晴らしい人だったんだなと思いました」と述べた。
内は「ジャニーさんが好きだった言葉『Show must go on』魂をね、ちゃんと受け継いできょうも初日ですからしっかりやらないとな気持ちでいたいです」と笑顔を見せた。
また、喜多川社長と何度か同じ現場を経験したことがあるという渡辺は「全然、ほんとに表に出てこられる方ではなくて、隅っこのほうで見守っている人だったから、ジャニーさんって気がつかないですよね。どっかのスタジオの係の人、そういう感じで遠くで温かく見守っているというイメージ」だったと当時の印象を振り返った。続けて「あと今回思うのはジャニーズ事務所の皆さんが、“自分のジャニーさん”を語れていて、皆さんに愛されていて。こんなに大勢のタレントさんを全員こんなに愛されている人ってほんとすごいなとあらためて感じました」としみじみ。さらに喜多川社長の訃報はエンターテインメント界にとっては「ジャニーズ事務所に限らず、芸能界で大変な方を亡くしたんだなとあらためて思います」と締めくくった。