ジャニーさんが目指した“世界基準”演出、タッキー社長が継承
2019年07月12日 09:00
芸能
グループをプロデュースする時も同様。タレントの顔立ちや髪形などのルックスは、映画「小さな恋のメロディ」で人気を博した英俳優マーク・レスターや、英アイドルグループ「ベイ・シティ・ローラーズ」など、世界でその時々に受けていたものを意識していた。
後継者の滝沢秀明氏(37)はその思いも引き継いでいる。タレント時代から頻繁に海外のショーを見て、イリュージョンなどを自身の主演舞台に取り入れた。2015年には主演舞台「滝沢歌舞伎」の海外公演を実現させるなど、ジャニーさん作品の海外発信にも積極的だった。裏方に回った後も、ジャニーズJr.のグループ「Snow Man」にベネズエラ人と日本人のハーフのラウール(16)を新メンバーとして加入させた。世界を見据えたグループづくりと公演作りはこれからも続いていく。(特別取材班)