コロチキのキングオブコント優勝後、想像絶する“フライングオファー”に華丸「デイトレみたい」
2019年07月15日 19:52
芸能
2015年の第8回大会、ファーストステージでロッチが「試着室」のネタで478点をたたき出し、トップで決勝進出を決めた。しかも審査員5人中4人が96点以上を出すという圧倒的なパフォーマンス。2位のコロチキとの差は10点と僅差だったが、“優勝はロッチに決まったか…そんな雰囲気さえ感じられた。
第8回から第11回までのキングオブコントは、ファーストステージの得点を持ち越してファイナルステージとの合計点で競うシステム。ファースト時の得点上位5組がファイナルに進出し、下位の組からネタを披露していく。コロチキはファイナルのネタを終え合計933点。最終組のロッチを残し1位に付けていた。
優勝を狙うロッチのネタは「ボクサー」。これはファーストステージで披露した「試着室」とは違い、ボケ役がいつもの中岡創一(41)ではなくコカドケンタロウ(40)が担当するスタイル。だが、ネタ選びが災いしたのか、ロッチはファイナルで大失速してしまい、合計907点の3位に沈んだ。この件はロッチにとって、大きなトラウマを残すほどの大事件になったという。
ナダルいわく「流れ的にはロッチさんの流れ。2本目(ファイナル)で1位になれたんですけど、(本命の)ロッチさんが残ってるって感じだった」と、あきらめムードだったという。しかし「(ロッチさんのネタが)しばら~く、あんまウケてないのが続いて。それが“大裏切りするネタでもないぞ”ってなった瞬間、(自分たちの)マネジャーの電話が鳴りやまなくなった」という。
これはいわゆる“優勝者バブル”というもので、優勝した直後に出演オファーが舞い込むという、よく見られる現象である。しかし、コロチキのケースは“優勝”という確たる結果が出る前にスケジュールを押さえようとする“フライングオファー”が発生。ロッチの“暴落”とコロチキの“高騰”が目に見えて分かる状況となり、華丸は「デイトレードみたい。今(コロチキ株)買えみたいな…」と、絶妙のたとえで笑いを誘っていた