【宮迫・亮会見 一問一答(5)】反社会的勢力という判断は「一個人でするのは非常に難しいと思います」
2019年07月20日 22:11
芸能
――芸人を何人集めてくれとか、他の芸人もいた。
宮迫「そこは正確に言うと、僕たちは最後の10、15分間ぐらいしかその場にいなかったので。当時HGがいたとか、福島君がいたとかは覚えていませんでしたけど、そこは入江君しか把握していないと思います」
――芸人が、こういうことがあるんだけど来てくれないかって招集するっていう話は、結構あったことなんですか。これが初めてなんですか。
宮迫「僕に関しては2回目です」
――1回前というのも、やはり同じ結婚式の席?
宮迫「いいえ。それは相手方の名前もありますので、名前等は言えませんけど。それに関しては営業という形ではなかったです。なかったですが、僕が仕事をしたことがある芸能人の方の、事務所を挙げての凄く大きな誕生パーティーがあると。何度か僕も共演をさせていただいている人だったので、サプライズでお笑いコーナーの仕切り、宮迫さんがやったらウケるんじゃないですかみたいな事を言われて。それも行けたら行くわぐらいの感じで。たまたま空いていましたので、そこに顔を出しまして、そのコーナーの仕切りをしまして。それはちょっと見てみたいというのもありましたので、それが終わって帰る時に、僕の記憶ではそこの副社長さんだったと思うんですけど、これお車代ですと。僕はギャラをもらうというので来てないと。いえ、これはお車代なのでと渡されたのが1回だけあるということです」
――1回はとんだ地雷だったわけですけど、全てのタレント、芸能人にあり得るような話に聞こえる。宮迫さんの経験から言って、こういう時にはこうしたら防げるっていう教訓みたいなのはありますか?
宮迫「言い訳に聞こえてしまうかもしれないですけど、そのパーティーの時の記憶は、のちにみんなの記憶とすり合わせている時に、断片的には僕も歌を歌ったというのは思い出せた時に、そこに普通の家族が何組もいて、子供たちもいましたので、正直なところ、その場を反勢力のグループという認識は全員全く持っていませんでした。それが全員共通の記憶です」
――そうすると、こうすれば防げるというのは出てこないですか。
宮迫「もちろん僕たちが行ってしまったのはとんでもない認識の甘さなんですけど。ただ、入江君主催ですが、そこに吉本興業の社員もいて、一緒にやっているイベントのスポンサーが僕らが行ったパーティーの同じスポンサー、いわゆる反勢力グループだと吉本興業も、そこに自社のタレントを派遣し、そこから入ったスポンサー料でギャラを払っているという。これは決して批判とかそういうことではなく、払っているということは構造的には僕らが行ったパーティーと同じことなので、吉本興業という大きな会社ですら気づけなかったというのであれば、非常に反社会的勢力という判断を一個人でするのは、芸能人の方は非常に難しいと思います」