茅原実里 京アニ放火事件でやり場のない思いも…使命感つづる「京アニ作品を未来へ」
2019年07月21日 22:57
芸能
「私にとってあまりにも大きな出来事だったので、心が落ち着くまでとても時間がかかってしまいました」と吐露する茅原。「悲しくて、悔しくて、苦しくて…、色々な感情が交錯していて、ただただやり場のない思いだけが心の中に溜まり続けています」とやるせない気持ちを記していた。
茅原は「涼宮ハルヒの憂鬱」から「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」まで数多くの作品に関わり続けていた。それだけに「そのひとつひとつの作品を通して、声優として、歌手として、育ててもらってきました」と、“京アニ”に対する感謝の気持ちは限りなく大きかった。
そんなこともあり、茅原は「今の自分にできることは、京都アニメーションさんの作品をこれからも未来に届け続けていくことだと考えています。そのために自分ができることを、精一杯やりたいと思っています」と強い使命感を感じていた。
最後に「事件に巻き込まれて怪我をされたスタッフのみなさまが一日でも早く回復しますように…。そして、亡くなられたすべてのスタッフのみなさまに、感謝と敬意を込めて、心からご冥福をお祈りします」と祈りをささげるとともに、「どうかもう二度と、こんなにも理不尽な形で、誰かが傷つけられ、人の命が奪われるような、絶対にあってはならない出来事が、この世の中から消えてなくなりますように…。強く強く願います」と大惨事が繰り返されないことを心から願っていた。