吉本興業・岡本社長 号泣会見 宮迫・亮に「真摯に耳を傾けることを怠った」

2019年07月22日 14:45

芸能

吉本興業・岡本社長 号泣会見 宮迫・亮に「真摯に耳を傾けることを怠った」
<吉本興業・岡本昭彦社長会見>会見中に涙を拭く吉本興業・岡本昭彦社長(撮影・久冨木 修)     Photo By スポニチ
 所属タレントらが特殊詐欺グループとの間に行った闇営業に発する一連の騒動で、吉本興業の岡本昭彦社長(53)が22日、東京都新宿区内で問題発覚後初めて記者会見を開いた。
 会見で伝えたいこととして、「コンプライアンスの徹底」と「芸人・タレントファーストの徹底」を挙げた岡本社長。特殊詐欺グループとの間に闇営業を行った問題で契約解消処分となった雨上がり決死隊の宮迫博之(49)と、謹慎中のロンドンブーツ1号2号の田村亮(47)とのコミュニケーション不足を認めて「彼らの思いに真摯に耳を傾けることを怠った」と謝罪した。

 会見を開きたいとする2人に対し、それを認めなかったことについて「事実関係が明らかになっていない、意思が定まらない中での会見は芸人たちを傷つけてしまうのではと思い、早く会見したいという彼らの意思との疎通ができなかった」と説明し、「つらい思いさせてしまいました」と謝罪。タレント、社員は「ファミリー、家族」だとあらためて語り「最高のパフォーマンスができるように、我々は環境をつくっていかなければけないことは、一度もぶれたことない。その思いが本人たちに伝わっていなかったのは反省一番、不徳の致すところ」とし、お詫びした。

 また「受け入れてもらえるものならば」と話したところで声を詰まらせ、号泣。しばらく沈黙した後、再び口を開き「同じテーブルで向かいあって、彼らの思いに耳を傾け、最善の解決策を一番に考えたいと思います」と声を絞り出した。

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