テレ東 今度は「六本木に井戸を掘る」テーマは災害 MCサンドウィッチマンも井戸の重要性熱弁
2019年07月26日 09:00
芸能
井戸を掘るのは、ミッドタウンから徒歩3分ほどの場所にある天祖神社。依頼主の宮司は井戸が地元の人々の憩いの場となり、さらに震災や有事の際に人々の助けとなってほしいと語る。600年以上の歴史を持つ神社だが、昔、井戸が存在したと石板に記されている。石板によると、未曾有の水不足に見舞われた際、住民たちは井戸の水に助けられたという。
作業に当たる日本屈指の井戸堀りのプロフェショナル・深沢勉氏も「こんな仕事は初めて」。高層ビル、地下鉄、水道管…田舎とは異なる地中の事情に配慮しながら土を掘り進めると、キラリと光る水脈を発見。都会からは想像もつかない透き通った美しい水で、水温は15度。真夏でも常にキンキンの水が確保可能という。サンドウィッチマンも「感動した」と語る前代未聞の“井戸堀りドキュメント”が注目される。
また、番組は日曜大工による「DIY井戸」作りにも挑む。
同局の村田充範プロデューサは「『六本木に井戸を掘る!』という何とも突拍子もない企画ですが、背景には東日本大震災をはじめとした災害がテーマにあります。実は東日本大震災の時、生活用水が不足し、井戸が貴重な水源として大活躍していたのです。MCのサンドウィッチマンさんも東日本大震災の経験から、スタジオで井戸の重要性を熱く語っています」と企画意図を説明。
「今回、六本木という大都会に井戸を掘りましたが、出てきたのはビックリするほどの透き通った水。しかも貯水量は約3トン。1500人分の水が確保できる量なんだとか。番組を見ていただければ、きっと井戸の見方が変わると思います!さらに、意外と知らない地中の世界も覗き見られると思いますので、是非ご覧ください」とアピールしている。