広瀬すず 8・10Nスペ出演!戦争中の“あちこちのすずさん”の日常「感覚として共有したい」
2019年07月27日 08:15
芸能
今回のNスペはラジオ第1「らじらー!」(土~日曜後8・05)や「あさイチ」(月~金曜前8・15)とも連携し、若者世代からエピソードを集め“すずさんたちの青春”をアニメ動画やイラストで鮮やかに再現。若者が祖父母や家族に食べ物、オシャレ、恋の話などの戦争中の思い出を聞いてSNSに投稿する「デジタル時代の戦争伝承」とも言える新現象を取り上げ、スタジオで語り合う。「なつぞら」で主人公の養母を演じる女優の松嶋菜々子(45)がアニメーション部分の朗読を務める。
広瀬は「戦争を題材にした番組には、以前から興味はあったものの、見るとつらい気持ちのまま終わってしまう印象がありました。けれど、今回の番組の概要を聞いて、例えば、女性たちが工夫をして戦争中でもパーマをかけていたというエピソードなどを知り、意外な驚きがありました。私たちの世代にとって、戦争はどうしても『イメージ』でしかないところがあるのですが、今回の番組では全国あちこちにいた“すずさん”の日常のエピソードがたくさん寄せられているということなので、例えば、ごはんが炊けたにおいで美味しそうだなーとおなかを空かせたり、お芋がホクホクにふかせてうれしくなったり、そういった日常の小さな幸せとか感動を『感覚』として、当時の“すずさん”たちと共有したいと思っています」とコメントした。
春日真人チーフプロデューサーは「『なつぞら』で戦後をたくましく生きた女性を演じ、日本中に元気を下さっている広瀬さん。戦争は二度とあってはならない悲惨な出来事ですが、その中で青春を過ごした“あちこちのすずさん”の生き様に共感し、戦争を知るきっかけにしてもらうために、その存在は欠かせないと考えました」と起用理由を説明している。
なお、「この世界の片隅に」は8月3日午後9時からNHK総合で地上波初放送される。