田村淳 吉本興業とのギャラ配分を公表へ 「契約書もないのに契約解除はおかしい」
2019年07月27日 13:22
芸能
吉本興業のギャラなど契約や待遇面の問題については、22日の岡本昭彦社長(52)の記者会見前後から、中堅や若手の所属芸人らから不満の声が噴出。岡本社長は会見で「ギャラが安いと言われていますが、会社が『9』でタレントが『1』ということはない。ざっくりした平均値でも『5対5』から『6対4』。単価は人によるので、もちろん安いことはありますが」などと述べた。
特に、疑問視されているのは、マネジメント側とタレント間で契約書を交わさない慣習について。淳も5年前から「契約書が無いなんてこの時代、おかしい」と言い続け、「吉本興業の社員さんにも言いましたから」と要望してきた。吉本側から「ちゃうねん、100年前から、うちはこうやねん」と契約書を交わさない方針を告げられると、「笑ってしまって…でも、こうパンと返せるのも吉本興業の魅力かな」と感じつつ、2年前ごろには労働基準監督署へ相談したが、問題として取り上げてもらえなかったという。
特殊詐欺グループとの闇営業で相方の田村亮(47)と、雨上がり決死隊の宮迫博之(49)が謝罪会見を20日に開いて以降、吉本興業の長年の「口頭契約」も表面化。24日に公正取引委員会の山田昭典事務局長が問題視すると、翌25日には吉本興業が契約、ギャラの見直しなどを検討する経営アドバイザリー委員会の設置を発表。契約書制度の導入に踏み切る方針を示した。
これには、淳も会社が「やっと変わるぞ」と喜び、発表当日は芋焼酎「茜霧島」をソーダで割って祝杯。「労基署じゃなかったか…」と改めて学び、「公正取引委員会さん、頑張ってください。もう少し強めに言ってくれたらガガガっと動き出しますから。全面的に支持したいと思います」とエール。
宮迫らが契約解除処分となったことに関連し、「契約書もないのに契約解除というのがおかしい」と皮肉った。