「なつぞら」第17週平均20・6% 17週まで全週大台超えで絶好調キープ
2019年07月29日 10:06
芸能
戦争で両親を亡くし、北海道・十勝の酪農家に引き取られた少女・奥原なつ(広瀬)が、高校卒業後に上京してアニメーターとして瑞々しい感性を発揮していく姿を描く。
節目の朝ドラ通算100作目。大河ドラマ「風林火山」などで知られる脚本家・大森寿美男氏(51)が2003年後期「てるてる家族」以来となる朝ドラ2作目を手掛けるオリジナル作品。主題歌「優しいあの子」はスピッツが書き下ろした。9月28日まで全156話。
第17週は「なつよ、テレビ漫画の幕開けだ」。短編アニメ映画「ヘンゼルとグレーテル」の完成から4年、1963年(昭38)、なつ(広瀬)は優秀な女性アニメーターとして注目されていた。その実力を買われ、坂場(中川大志)と一緒に新設されたテレビ班に行くように仲(井浦新)から命じられる。「鉄腕アトム」が大ヒットしたのを受け、東洋動画は本格的にテレビ漫画に進出することになった。映画に未練を感じる坂場を励ましつつ、なつはテレビの世界に飛び込んでいく。テレビ特有の効率優先のアニメ作りに戸惑いつつも、なつは新たな表現の開発に取り組む…という展開だった。