志村けん、元相方と46年ぶり“再会” 過酷な下積み経験「アイツは同志」という言葉に…
2019年07月31日 22:40
芸能
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志村がコンビを組んでいた元相方は5歳年上の井山淳さん。入れ替わりが激しいザ・ドリフターズの付き人を務め、4年間、若松町のアパートで共同生活していた。志村は「仕事終わったら一緒に風呂行ったり、飲みに行ったりとほぼ一緒でしたね」と振り返った。
21歳の時に井山さんとコンビ「マックボンボン」を結成。人気舞台やショーの前座にも出演していたが、わずか1年半で解散することに。「22歳でレギュラー番組を持って10分コントの時間があった。20~25分のネタを7、8本持ってたが、それだけでは間に合わなくなって。ネタを作ろうと練習しても、彼がついてこれなかった。それでやめてしまったんです」と解散理由を明かした。
再現VTR後に、現在74歳の井山さんが出演。井山さんはコンビ解散した28歳の時に「自分に自信がなかった。俺は食っていけないなと思った」と引退を決断。その後8つ年下の女性と結婚、子宝に恵まれた。浅草の信用金庫に就職したのち、タクシー運転手や屋根瓦職人の仕事を続け、現在は神奈川県伊勢原市シルバー人材センターから派遣され、小学生の登下校を誘導する指導員として勤務している。志村は井山さんの姿をVTRで見て「人のためになる仕事をしていて嬉しかったです」と喜んだ。
解散して以来、疎遠になったが、井山さんは志村への思いを聞かれると「まさかザ・ドリフターズのメンバーに入るとは思わなかった。俺と一緒にやらなくてよかったと思った。まともに仕事ができるようになってよかったです。後輩・先輩関係だと思ったことがない。同志という感じでした。アイツもよく頑張ったよ」とコメント。
そして、井山さんがカメラを通じてスタジオの志村にメッセージ。「志村先生、いつまでもぐずぐずしていると嫁こないぞ。いつも楽しみに見ているから頑張ってくれ。お互いに身体気をつけて長生きしましょう。テレビいつも見てます」とエール。志村は「笑いをやっている同志だという言葉は、ちょっとウルっときましたね」と微笑んだ。